サイコネクト!第10話「碧き星の姫君」

コチラで読めます

サイコネクトデイズ」の連載開始に向けて最新情報Twitterのほうで前作「サイコネクト!」の見どころを毎日紹介しています。

こちらでは制作の裏話的なものを描いていきたいと思っています!前回まではコチラ

 

 風邪をひきました

ですが頑張って作業、見どころ紹介いたしますw!!

 

ではウラバナシの前にTwitterのコピペをどうぞ

 

本日紹介するのは…サイコネクト10話『碧き星の姫君』です! 死骸に剣を突き刺さし、怪獣たちの返り血に染まったユーク。 その姿はまるで赤い…魔。 彼女の過去に一体何があったのか…!? 見どころ紹介もついに、最終章に突入です!

 

【あらすじ】 終業式の朝、アイナは悪夢に魘され目を覚ました。 真っ赤な怪獣の死骸の山の上で怪しく微笑むユークの夢だ。 以来、ちゃんとした会話ができなくなった二人。 心配したヒトミが間に入ってくれるも…3人は何者かに誘拐され身動きが取れなくなってしまう!!

 

 10話以降はとことん、

『ユーク』と『怪獣』と…そして『ヒーロー』の物語です。 今までユークに助けられていたアイナが、今度はユークを助ける番です! そして、あの宇宙人がまたまた登場。終わりの始まりを…お楽しみください!

 

ここから先はネタバレアリなので視聴後にご覧ください♪

 

 

 

 

 ついに最終章です。

 

 

まずはユークの夢についてお話ししましょうか。

あれはサイコネクトの企画がまだサイコネクトという名前がついてないころ...よりもずっと前、まだ文章化すらされていないような、妄想の段階で頭の中にあったビジョンを引きずりだしてきてそのまんま使いました。

モチーフは2016年ごろプチブームとなったあの赤い通り魔。

詳しくは次回の説明になりますが、このビジョンによってユークの中にある『怨念』を展開的にも挿絵的にも可視化しました。これは最終話に向けての演出としては大正解だったんじゃないかなって思ってます。

 

しかし、本当に書くのが大変だったのは冒頭以降のお話で…

今回のお話も大分ギリギリまで検討し、プロットも何度も書き直しました。

最初のプロットとはまるっきり別物ですね。(最初はS本監督風のアクションで行く!とか言ってましたw)

 

完成版はシンプル、シリアスに最終回に向けてのユークの知られざる過去を、知られざる一面を明かしていくちょっとスリラーなお話になりましたね。

 

実は元々9話と10話は同じ話でした。理由は明かせませんが、1つの話を全く違う話に分割したのが9話、10話です。

10話は説明台詞が多く、ユーク、アイナ、ヒトミの3人とも混乱状態のため、話を動かすため...3人を巻き込むキャラクターが必要でした。

構成上の都合で、元々三人を巻き込み洞窟へと導く予定だったキャラクターは使えなくなりました。(デザイン完成していたのにもうしわけないTT)

 

そこでどうするべきかと、考えてた時にたまたま今回の話を引っ張るのに最適なキャラクターを見つけたのです。

 

ソイツこそが、異次元生命体スルーク人!!

 

そう、コイツはたまたま生体エネルギーを狙う生命体で、たまたま彩条晃平氏が7話で再登場させたことによってたまたまシリーズを通して登場する敵の様になっていたので今回のお話に介入してくるのにぴったりだったのです。

やはりシリーズ最初に登場する宇宙人はヒーローと奇妙な因縁を持つものなのでしょうか?

とにかく奇跡の化学反応が起きました。

 

それに付随するように誕生したのが...ユークが一時的に自分の肉体を手にする展開。

最初はアイナとヒトミのエネルギーでユークが復活し、スルーク人を倒すという燃える展開として考えていたのですが、実際にかいてみると撃破後が想像以上に...しっとりしたシーンになり、戦闘部分を丸まんまカットしました。

自分でもアイナがユークの体温を感じるシーンなんて想像もしていなかったので書いていてドキドキしました。

そして、体を得た直後にエネルギーを二人に返すのがすごくユークらしくて自分では気に入っています。

 

10話ラスト、ついにユークの過去、サタン・ゾーオの話が出てきます。

そのお話は次回、最終話前編の方で詳しくご紹介します。