サイコネクト!最終話後編「希望と終わりなき未来」→ダウンロードもできます

 「サイコネクトデイズ」の連載開始に向けて最新情報Twitterのほうで前作「サイコネクト!」の見どころを毎日紹介しています。

こちらでは制作の裏話的なものを描いていきたいと思っています!

 

いよいよ本日最終回...と思ったのですが、企画の総括も書き残しておきたいので...

コチラのコラムはあと一回続きます。

今日は最終話のお話をたっぷりどうぞ

 

では裏話の前にツイッターのコピペをご覧ください。

 

ではではここからはネタバレありの裏話なので聴いてない方は聴いてないかたは聴いてから読んでください!

 

 本日紹介するのはサイコネクト最終話後編『希望と終わりなき未来』!

完全版はコチラ→ https://youtu.be/2hk9bC3BQ3k

 

ついにこのコーナーもアイナとユークの物語もフィナーレ!

怪獣とは何なのか?

ヒーローとは何なのか?

 

全てを終わらせるものとは何なのか?

 

そして…物語はサイコネクトデイズへ…

 

【あらすじ】

自らその魂を犠牲にして魔神サタンゾーオと一体化したユークだったが…、その意識はゾーオに取り込まれてしまう…。

絶望に打ちひしがれるアイナたちを前に魔神が『怪獣こそが被害者、人類こそが悪魔だ』と演説を始めるのだった。

アイナたちの戦う意味とは?

 

ヒーローの存在意義とは?

 

ヒーローとは何か!

それをテーマにした最終章。

アイナとユーク最後の戦いをぜひご自身の耳でお確かめください!

 

この最終話からまた新しい物語が始まりそうです。

 

では、新作『サイコネクトデイズ』もよろしくお願いします!!

 

 

最終話です。

前回ちょっとお話ししましたが、シナリオがかなり早い段階で書きあがっていた作品です。

 

 収録に合わせて前半戦にボイスドラマ分のシナリオを用意したのですが中でも一番のスピードで書き上げたのが最終話です。

企画の時点で言いたことがまとまっていたのでしょうね。書いている間はちょっとエクスタシーな感じだったのでよく覚えていませんw

収録の方もアイナ役Re;yon君もアフレコに慣れ、スタジオ内の雰囲気もいい感じに盛り上がっていきトントン拍子で収録が進みました。

 

最終話のシナリオは意外にも4本のドラマの中で一番薄いのです。

その理由はこの最終話後編だけ聴いた人にでも納得して貰えるように、満足してもらえるように無駄を最大限に省いたからなんです。

ですが…実はシリーズを通して見た時用の保管完全版のシナリオ小説を書こうかなんて考えていました。

しかし、前編小説の執筆と並行して後編の編集をしていたところボイスドラマのままの方がすっきりしてていいじゃないか!と感じるようになったんです。

それに声優さんたちに息を吹き入れてもらったボイスドラマと、ただの文章ではどう考えても前者の方が魅了的です。

 

こうして、いくつか補完できていない要素があるものの制作側としては満足のいく完結編となりました。

補完できていないものは


・各地で出現した怪獣と町はどうなったか?

・ヒトミとアイナの今後

・ウルトラ最終回の定番の「あれ」


と多くてありますが、これは今後のサイコネクトデイズでの展開をお楽しみにしてください。

 

ヒーローを「デウスエクスマキナ=物語を終わらせるもの」にすることは企画段階でしっかりときめてました。

これを「怪獣=怨念そのもの=元は被害者」と絡めて考えて「全ての悲しみを終わらせるもの」としました。

これが僕の理想のヒーロー像です。

人が地球を汚す事によって悲しい生命体怪獣が生まれ、怪獣が暴れることによって新しい悲しみが生まれる、それの悲しみを断ち切るのがヒーローなんだと。

余談ですが…サタンゾーオの演説シーンは「三大怪獣地球最大の決戦」のゴジラのゆるい感じのセリフを自分なりにカッコよく長々しくアレンジしたものです。(「ラドンもそうだと言ってます」で有名なアレ)

 

これが自分の頭の中で明確になったときヒーロー名に「ユーク・エクスマキナ」という名を付けました。

ユークとアイナが自分自身やってたことは、怪獣を倒し悲しみを断ち切るだけでなく、自分たちの過去の悲しみを断ち切ることでもあったのです。

 

今日語れることは...こんなもんですかね...

やはり本編で言いたいことは全て言ってしまっているので他に言うことはありません!!

では次回は、総括反省回です。